日記」カテゴリーアーカイブ

自宅に10ギガの光回線を導入した

自宅のインターネット回線については前(2020年5月)に記事を書いた:

が、その後(2021年初頭)引っ越しをして、引越し先の集合住宅では無料のインターネットが使えるのでそれを使っていた。ただ、これは建物内の配線が謎で、最大100Mbpsしか出ない。IPv6も使えない。しかし、光回線を別に契約すると月に数千円かかること、実測で数十Mbpsは出るのでオンラインのビデオ会議にもそんなに支障はないことから、無料インターネットを使っていた。この辺の事情は今年の2月にも記事を書いた:

しかし、その時と比べると状況が変わった。

まず、勤め先から「在宅勤務手当」が出るようになった。月に数千円という程度で、光回線の料金を賄うのにぴったりである。

そして、NTT東のフレッツ光クロス(10Gbps回線)のエリアが広がって居住地をカバーするようになった。

さらに、携帯回線で使っているIIJmioのmio光も10Gbps回線に対応するようになった(9月4日から申込開始)。

これはもう「在宅勤務手当を使ってmio光で10Gbps回線を契約しろ」というお告げでは?(安さを目指すなら他の回線業者も調べてみるべきだったかもしれないが)

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Magic Trackpadの顛末

私はMacのトラックパッドが好きです。トラックパッドをノートパソコン(MacBook)だけではなくデスクトップでも使いたいと考えるのは自然な発想です。そういうユーザー向けに、AppleはMagic Trackpadという製品を販売しています。

2017年ごろの私はMacBook Pro (Late 2013)をメインで使っていましたが、自宅のデスクで使う時に外付けキーボードに加えて外付けトラックパッドがあると便利だと考え、Magic Trackpadを購入しました。

その後、2020年にMac miniを買ってからはMac miniに接続して使うようになりました。

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TwoSumの証明に2週間かかった

前に「浮動小数点数小話」という同人誌を出しましたが、私としては浮動小数点数についてもっとちゃんとした本をいずれ出したいと思っています。執筆に着手するのは早い方が良いので、浮動小数点数についてのまとめノートみたいものを書き始めています。

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技術書典16の振り返り

技術書典16で「だめぽラボ」としてサークル参加しました。振り返って色々書きます。

当日来てくださった方、オンラインで購入してくださった方、会場で差し入れしてくださった先輩と「趣味はデバッグ……」のお二人、新刊の表紙を描いてくださった610氏、そして小物の用意や売り子を手伝ってくれた妻に感謝します。

関連記事:

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やりたいことリスト(2024年6月)

相変わらずやりたいことに対して時間が足りません。執筆とOSS開発で食っていきたい人生だった。

プログラミング

作りたいものがたくさんあります。

LunarML

TextIO.StreamIO/BinIO.StreamIO を真面目にやったら出力コードが肥大化しました。不要コード削除などの最適化を頑張ったところマシにはなりましたが、まだ若干不満があります。

しかし、そろそろバージョン0.2をリリースした方が良いかもしれません。

新しいバックエンドを追加するアイディアは色々あります。ネイティブコード、WasmGC、PHPなど。

周辺環境の整備もやっていきたいです。パッケージマネージャー、ビルドシステム、ライブラリーなど。

ClutTeX

Standard MLに移植するぞと息巻いていましたが、最近はあまり手を動かせていません。

数学文書システム

LaTeXをいい感じに解釈してHTMLとかを生成するやつを作りたいです。まあこれはLaTeXMLに乗っかるのでも良いかもしれません。Perlよくわからんけど。

その他

libcを自作したい欲求が若干あります。C23のサポートとか、マイナーな浮動小数点型のサポートとか。時間がないのでやらないけど。

執筆

執筆したいものもたくさんあります。

浮動小数点数関連

次の同人誌は「浮動小数点数小話」を発展させて、もっと体系的な本を書きたいです。少しずつ書き始めた方が良さそうです。

初等解析学コンテンツ

三角関数とかの数学関数の計算法をやるコンテンツを書きたいです。前にやった「週刊 代数的実数を作る」の初等解析版みたいな感じを構想しています。

作ってわかるTeX言語

TeXの展開・実行(代入)の部分を再実装することで理解するコンテンツを書きたいです。

前に書いた TeXの字句解析器の動作について はそのプロトタイプです。

その他

もうちょっと前は「数学好きのためのHaskell入門」とか「構成的代数と多項式の因数分解の話を絡めた何か」を書きたい、みたいなことを言っていた気がします。これらもまだ実現していません。


前に書いたように、執筆活動やOSS開発で月10万円くらい売り上げることができれば、労働(Pythonコードのお世話)の時間を削ってそういう活動の時間を増やせそうです。しかし、GitHub Sponsorは今の所0で、同人誌の売り上げもたかが知れています(直近のイベントの計算はちゃんとしてないけど……)。Webサイトの広告はクソまみれな上に私のレベルではほとんどお金になりません。なかなか難しいです。

この記事は30分で書きました。

さようなら、Evernote

Evernoteがまた改悪するらしい。

この前に値上げのニュースがあって、Personalプランが年額5200円から9300円に値上がりする。流石にこの値上げ幅はきつい。私の次回更新は数日後なので、PersonalをやめてFreeプランにするつもりだった。Freeプランでは同期できる台数にきつい制限があるので、どのみちEvernoteは常用をやめるつもりだ。過去のノートの参照には使うかもしれない。

私がEvernoteを使い始めたのは2010年だったらしい。13年間の長い付き合いだった。

Evernoteのデスクトップアプリを使うとノートをエクスポートできる。Freeプランは今回の改悪後も参照はできるようだが、念の為、HTMLにエクスポートした。

ノートテイキングアプリは何が便利だったか。私が求めるのは

  • 気軽に記入できること
  • 検索できること
  • 複数端末で同期できること

あたりだろうか。Evernoteにはノートブックという分類の仕組みがあるが、最近はあまり活用していない。ユーザーに分類させるのはユーザーの時間を消費するので、分類はAIがやるか、検索機能を強力にする等で対応するべきだと思う。

今後何を使うか。最近流行りなのはNotionというやつだろうか。しかし、いまいち新しいサービスを試す気力が湧かない。

登山計画書など、他人と共有する必要のある文書は最近はGoogleドキュメントで書いている。個人用のメモもGoogleドキュメントで良いのではないか。しばらくGoogleドキュメントを常用してみて、「気軽さ」「検索性」を確かめてみたい。

Appleのメモアプリというのもある。iPhoneの購入により手持ちの端末が大体Apple製になったのでこれもアリだ。しかしいざという時のエクスポートの容易性はよくわからない。