技術書典16に、Haskellでの型レベルプログラミングの本を出します

今度の5月26日(日)に池袋でオフライン開催される技術書典16に、サークル「だめぽラボ」で新刊「Haskellでの型レベルプログラミング」を出します。既刊も在庫があるものは頒布します。

技術書典16の基本的な情報は以下の通りです。

オンライン開催
会期:2024/05/25(土)〜2024/06/09(日)
会場:技術書典オンラインマーケット

オフライン開催
会期:2024/05/26 (日) 11:00~17:00
会場:池袋・サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)
参加:入場無料

技術書典16 公式ページ

サークルのページは以下になります:

オフライン開催の当サークルの配置は「あ07」です。入口近くになります。

新刊「Haskellでの型レベルプログラミング」について

Haskellで型レベルプログラミングをやる本です。型とカインドの基本から始まり、現行のHaskellで依存型を模倣する手段であるシングルトンパターン、そして定理証明を取り扱います。GHCの標準ライブラリーに関する応用や、将来の展望としてDependent Haskellにも触れます。

「Haskellでの型レベルプログラミング」表紙

以前からZennで「Haskellでの型レベルプログラミング」という同名の本を出していますが、今回の同人誌はそれに加筆修正を加えたものです。主な加筆内容は「型レベルリスト」「定理証明の代償」「Dependent Haskellへの展望」です。

目次はこんな感じです:

目次はサポートページにも載せました。

オンラインマーケットへのリンクを貼っておきます:

既刊(浮動小数点数小話、Haskell競プロ本、ClutTeX本、代数的数)について

「Haskellで戦う競技プログラミング 第2版」と「LaTeX文書処理自動化ツールClutTeX 使い方とその仕組み バージョン0.4対応」は紙の在庫が若干あるので持っていきます。

「浮動小数点数小話」と「代数的数を作る」は電子版のみの販売となります。浮動小数点数についてはそのうちもっと内容のある本を出したいと思っていて、紙の本を出すならそのタイミングかと思っています。

既刊の内容については、過去の記事

だめぽラボのページを参照してください。

オフライン会場限定★購入特典

技術書典6と7では「だめぽラボステッカー」を頒布しましたが、好評のためなくなってしまいました。そこで、今回は新しい「だめぽラボステッカー」を用意します。

今回は貼って剥がせるシール(再剥離シール)なので、パソコンとかにも安心して貼れると思います。

それでは当日、池袋でお会いしましょう。会えない方はオンラインマーケットをよろしくお願いします。