技術書典9に「浮動小数点数小話」を出します

昨日からオンラインで「技術書典9」が始まっています。昨今のアレで今回はオンラインです。だめぽラボでは1年ぶりに技術書典に出展しています。

今回は既刊「Haskellで戦う競技プログラミング」の改訂第2版を出したほか、新刊「浮動小数点数小話」を出します。

新刊「浮動小数点数小話」について

浮動小数点数について雑多な話題を集めました。筆者がブログやQiita等に書いた内容の一部と、新規の書き下ろしを含みます。

目次は次の通りです:

  • はじめに
  • 第1章 浮動小数点数の基礎
    • 1.1 浮動小数点数とは
    • 1.2 浮動小数点数の規格
    • 1.3 浮動小数点形式
    • 1.4 浮動小数点数の数学的な見方
    • 1.5 浮動小数点数のビット列による表現
    • 1.6 IEEE準拠でない浮動小数点形式
  • 第2章 十六進表記
    • 2.1 浮動小数点数の十六進表記
    • 2.2 二進浮動小数点数の十進表記
    • 2.3 十六進表記が役立つ具体的な場面の例
  • 第3章 FMA (fused multiply-add) の話
    • 3.1 FMAとは、FMAを含む規格
    • 3.2 FMAを使うコードの書き方
    • 3.3 FMAの実装の落とし穴
    • 3.4 ハードウェアFMA
  • 第4章 丸め方法とその指定
    • 4.1 丸め方法いろいろ
    • 4.2 IEEE 754での規定
    • 4.3 C言語での丸めの変更方法
    • 4.4 各種アーキテクチャの対応状況
  • 第5章 二段階丸めとその問題点
    • 5.1 中間の精度が64ビットの場合の例 (x87 FPU)
    • 5.2 FMAの間違った実装
    • 5.3 十進数の場合
    • 5.4 幅を縮小する演算
    • 5.5 二段階で丸めても問題ない場合
    • 5.6 奇数丸めの利用
  • 第6章 浮動小数点例外
    • 6.1 例外いろいろ
    • 6.2 デフォルトの処理方法と状態フラグ
    • 6.3 他の処理方法
    • 6.4 C言語での扱い

第1章、第5章、第6章が新規書き下ろしとなります。

第1章の最初のページもプレビューとして載せておきます:

既刊「Haskellで戦う競技プログラミング」について

今年の春に行われたAtCoderの言語アップデートを反映した記述とし、「第2版」としました。初版で「近いうちに行われる言語アップデートでは…となる見込みです」と言うまどろっこしい記述だったのを改めたということです。ついでにvector-algorithmsの記述も追加しています。

紙の本も新規に刷ったので、未購入の方はぜひこの機会にご購入ください。送料無料らしいです。

他の既刊について

ClutTeX本は紙の本の在庫がまだまだあるので買ってください。代数的数の本は相変わらず電子版のみです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です