現在の自宅ではマンションの無料インターネット回線を使っていて、公称100Mbpsである。実測で90Mbps程度は出るようだが、決して早い部類ではない。工事して個別に光回線を引き込めばいいのかもしれないが、初期費用もかかるし月額料金もかかる。その前に現状でできることはやっておきたい。
回線が細いと何が辛いかというと、同じ(巨大な)gitリポジトリーをcloneしたり、でかいバイナリー(GHCとか)を何回も落としてくるのがしんどい。こういうダウンロードするものを何とかして手元にキャッシュできないか。
家にはラズパイやNASが転がっている。これらは常時稼働しているので(最近はNASは止めているが)、これらにキャッシュサーバーを立てるのが良いだろう。
QNAPのNASの一部機種はProxy Serverに対応しているようだが、残念ながらうちにあるやつは非対応だ。それに、どっちみちHTTPSには(オフィシャルには)対応していない。
ということで、ラズパイにプロキシーサーバーを立てることにする。
今使っているラズパイはRaspberry Pi 4の8GBモデル、ストレージはUSB接続のSSD(256GBくらい)だ。OSはUbuntu 22.04を入れている。今回の記事でラズパイらしさは(最後に書く件以外は)ないので、Ubuntuなら同様にできるだろう。
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