駄文」カテゴリーアーカイブ

数学とプログラムはどちらが易しいか/数学とプログラムの違い

最近、某所で「数学とプログラムはどちらが易しいか」という話題が出ました。その場ではあまり上手い返しができなかったので、ブログ記事の題材にして供養します。

もちろん、この質問の答えは人によって違うでしょうし、人によって違うからこそ質問として意味があると言えるでしょう。この記事に書くのは私の見方、私の意見です。

短い答えが欲しい人向けに2択で答えておくと「私にとってはプログラムの方が易しい」となりますが、以下に長い答えを書きます。

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「インタプリタは機械語に翻訳する」という誤解

プログラミング言語のインタプリタの説明で「逐次機械語に翻訳する」という説明を見かけることがある。ググればそういう説明がたくさん出てくるので具体例は割愛する。

しかし、「機械語に翻訳する」という説明は好意的に言えば「誤解を招く言い方」で、率直に言うと「デタラメ」である。

そういう説明を書く人は、自分でインタプリタを書いたことがあるのだろうか?誰かが書いた間違った説明文をそのまま引き写しているのだろうか?

もちろん、世の中にはJITコンパイルする言語処理系もあるが、それはインタプリタのように使えたとしても「コンパイラ」なのではないか。

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「ものが等しい」ということ

最近、「ものの等しさ」について思うところが何点かあるので書き殴っておく。

数学での「等しさ」

ものを数学的な議論に載せる上で、「等しさ」というのは基本的な概念だと思われる。扱う対象の「等しさ」について合意ができない人と数学的な議論はできない。

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言語処理系コミュニティーでの協働の在り方

プログラミング言語処理系が好きな人の集まりというコミュニティーがあります。ここは言語処理系を作っている人が多く集まっています。自作言語界隈とも言えます。そこでの話題について、色々と思うところがあったので、記事を書いてみます。

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手っ取り早く実用的なプログラミング言語を作るために

何でもかんでも自分で一から作っていると人生が何回あっても足りない。なので、ありものをいかに活用していくかが重要となる。

この記事では、プログラミング言語を作る上で既存の資産を活用することについて考えてみたい。

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やめるのだフェネックで学ぶネットミームの発生と変化

ここ数日、「フェネックやめるのだ」というネタが自分のTLで流行しており、色々と思うところがあるので、まとめておく次第である。以下の記述には、筆者の事実誤認や見落としがあるかもしれないが、筆者は知恵の象徴とかそういうのではないので容赦して欲しい。 続きを読む

駅名に「地下鉄」をつけると地下鉄の駅になる

※なりません

評価のポイント

当てはまる数が多いほどポイントが高い。

  • 本物の地下鉄が近くにないこと。
  • 同じ地名を冠する地上駅が近くにあること。
  • 当該地下駅と「同じ地名を冠する地上駅」とは、それほど一体的ではないこと。
  • 地上の鉄道路線と地下の鉄道路線がある程度並走していること。

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