今年の夏は登山に行けないまま、秋になってしまった。このままでは「登山が趣味」という筆者のアイデンティティーが崩壊してしまう。
というわけで、技術書典が片付いた後の9月末にちょろっと山登りをしてきた。(これを書いているのは11月だが…)
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というわけで、技術書典が片付いた後の9月末にちょろっと山登りをしてきた。(これを書いているのは11月だが…)
続きを読むHaskellはリストを操作する関数を多数提供しています。map, filter, foldあたりが代表的で、これらは他の言語でもおなじみかと思います。
一方で、scan系関数(scanl, scanr)は他の言語ではあまり見かけない気がします。同じ関数型言語のSMLやOCamlにも標準では入っていないようです。
この記事では、scan系関数がどういう場合に利用できるかを紹介します。
続きを読む技術書典7にて「だめぽラボ」としてサークル参加しました。振り返って雑然と色々書きます。
続きを読む今週末の9月22日(日)に池袋で開催される技術書典7に、新刊「Haskellで戦う競技プログラミング」を出します。既刊「LaTeX処理自動化ツールClutTeX 使い方とその仕組み」も改訂して紙の本を頒布します。
技術書典7について、公式サイトより引用:
日時 2019/09/22 (日) 11:00〜17:00
技術書典7
場所 池袋サンシャインシティ 展示ホールC/D(文化会館ビル2/3F)
主催 TechBooster/達人出版会
一般入場は11:00~13:00のみ有料です。詳細はこちら
気になる方はサークル詳細からチェックリストに入れてください:
当サークルが配置されたのは「し03D」です。今回の技術書典は2Fの展示ホールDと3階の展示ホールCで行われますが、当サークルは2Fの展示ホールDです。会場が1箇所だった前回と同じ場所です。
空白や記号類を名前に含むファイル名をTeXで処理させようとすると、うまく処理できないことがある。
例えば foo%bar.tex
というファイルを latex foo%bar.tex
のような感じでLaTeXに処理させようとすると、 %
以下の部分がコメント扱いされ、LaTeXは代わりに foo
(.tex
) というファイルを処理しようとする。
目次
8月中にリリースされる ClutTeX v0.4 を使って cluttex -e latex foo%bar.tex
とすれば良い。
例によって結論に至るまでの経過をくどくど書いているので、結論だけ知りたい方は適当に読み飛ばすことをお勧めする。
続きを読む7月7日のAtCoder Beginner Contest 133で青色になりました。青色というのは上位7%に相当するらしいです。
「水色に上がった」記事からまだ1ヶ月ちょっとしか経っていないので、新しいHaskellネタも「青色に上がるためにこれを勉強した」みたいなネタもないのですが、適当に自分語りでもしてお茶を濁そうと思います。
続きを読む「週刊 代数的実数を作る」の #5 で、区間演算と方向付き丸めの話を書いた。浮動小数点数の計算は不正確だと思われがちだが、方向付き丸め等をうまく使えばある種の「正しい結果」(この数は確実に1.0より大きい、等)を得ることができる、という話だ。
MPFRのようなソフトウェア実装の浮動小数点数だと引数で丸めモードを指定できる。しかし、ハードウェア組み込み(注)の浮動小数点数(floatやdouble)の丸めモードを指定する方法は、言語や実行環境に依存する。
(注:環境によってはCPUに浮動小数点演算器が組み込まれておらず、floatやdoubleの演算もソフトウェア実装だったりするが、我々が普段使うPCではfloatやdoubleはほぼ確実にハードウェア実装されているため、以下「ハードウェア実装」で通す)
CやFortranのような低レベルかつ数値計算のニーズがあるようなプログラミング言語だと、丸めモードを変更する手段が用意されているが、JavaScriptやHaskellなど、そういうニーズが薄い言語では丸めモードの変更には対応していないことが多い。せいぜい、「浮動小数点数演算には最近接丸めを使用する」と規定されているのが関の山である。
しかし、「Haskellではできない処理がある」というのはどうにも気にくわない。どうにかして、ハードウェア組み込みの浮動小数点数の方向付き丸めをHaskellで扱う方法を考えたい。
ちなみに、ハードウェア組み込みの浮動小数点数にこだわらないのであれば、MPFRの丸めモード指定を使うHaskellライブラリーがすでに存在する:
http://hackage.haskell.org/package/rounded
続きを読む3月下旬からAtCoderのRatedコンテストに参加しています(AtCoderプロフィール)。この度、5月26日のABC128でようやく水色になりました(AtCoder社長の記事によると、これは上位15%に相当するらしいです)。
使用言語はHaskellです。コンテストの時間中に提出したコードは全てHaskellだったと思います。
この記事では、Haskellを使う理由や、Haskellで競技プログラミングをするコツ、AtCoderでHaskellを使う際のアレコレなどを書いていきます。「水色になるための方法」みたいな話はしません(できません)。
続きを読む先日の技術書典6では、新刊「LaTeX文書処理自動化ツールClutTeX 使い方とその仕組み」を無事に(ほぼ)完売することができました。現地で手に取ってくださった皆様、(現地またはBOOTHで)購入してくださった皆様、ありがとうございました。
新刊の電子版(PDF版)をBOOTHで販売中です:LaTeX文書処理自動化ツールClutTeX 使い方とその仕組み – だめぽラボ – BOOTH
続きを読む4月14日(日曜日)に池袋で開催される技術同人誌即売会「技術書典6」に、「だめぽラボ」としてサークル参加します。
サークル詳細 | だめぽラボ | 技術書典 ←気になる方はサークルチェックリストに入れてください
サークル(だめぽラボ)としてのページ:https://lab.miz-ar.info/
公式サイトより:
日時 2019/04/14 (日) 11:00〜17:00
https://techbookfest.org/event/tbf06
場所 池袋サンシャインシティ2F 展示ホールD(文化会館ビル2F)
主催 TechBooster/達人出版会
一般参加は11時~13時のみ有料
当サークルの配置は か15 です。
筆者が作っているLaTeX処理自動化ツール「ClutTeX」についての本を出します。
利用ガイドの他に、LaTeX処理の自動化に関する知見を詰め込んでいます(第3章)。そのため、単なるマニュアル以上の価値があるかと思います。
この他、既刊「代数的数を作る 根と因数分解のアルゴリズム」のダウンロードカードも販売します(紙の本は販売しません。紙の本は見本として置きます)。なお、既刊は BOOTH でも購入可能です: https://damepo-lab.booth.pm/items/1051034
さらに、新刊または既刊をお買い上げの方に、「だめぽラボステッカー」を配布します!今回の技術書典で購入してくださった方のほか、過去に技術書典またはBOOTHで既刊をお買い上げくださった方も対象です。その際はその旨をお伝えください(感想もあれば嬉しいです)。