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Aterm MR03LNを一ヶ月ほど使った感想

Aterm MR03LNを買ってから一ヶ月ほどが経って、実際の使用感も大体分かってきた。

Bluetooth接続

普通のWi-Fi接続とは排他的に使うようになっていて、本体のタッチパネルまたはスマートフォン・タブレットのアプリで切り替えられる。

Bluetooth接続はWi-Fiと比べるとやはり遅い。Googleマップを表示させると遅さを感じる。

面倒な点としては、ルーターの電源投入後、あるいはWi-Fiからの切り替え後、タブレットを操作して手動でつなぎに行かないといけない。

AndroidのNexus 7ではBluetooth機器を個別に切断できるが、iPadだとそういうのはできないので注意

2016年4月27日追記:いつの間にかiOSでもBluetoothアクセサリの「接続解除」(ペアリング解除ではない)ができるようになった。参考:他社製の Bluetooth アクセサリを設定して使う – Apple サポートの「Bluetooth アクセサリの接続を外す」

Wi-Fi接続

言うことなし。5GHz帯にも対応しているようだが、試してない。

リモート起動

起動するのにルーターに触らなくてもいいのは便利。Wi-Fiで繋ぐようにしていれば、起動後自動でつながってくれる。

電池の持ち

そんなにヘビーな使い方をしなければ、外出している間は持つ。

付属のクレードルに置いても、USBケーブルの挿し方が悪いのか充電されていないことがあった。(充電状態になればクレードルのランプが点灯するので、クレードルに置いた時に充電されているかチェックできる)2016年4月27日追記:この現象は結局、使っていたUSBケーブルの問題だった。クレードルは悪くなかった。

IPv6

IIJmioのSIMなので普通にIPv6で繋がるっぽい。IPv6だからといってこれといったメリットを感じているわけではないが。

IIJmioとかのサイトにアクセスすると「CONNECTED via IPv6」と出る。

Aterm MR03LNを買った

半年前から、外出先でインターネットに接続するためにIIJmioのMVNO回線とPocket WiFiの端末(GL02P)を使っていたが、このGL02Pは2年使った後なので電池が死んでいて、しかも元々イーモバイル用の端末だから、NTTドコモの一部の周波数帯に対応していない。

じゃあ新しいモバイルルーターを買おう!となるのだが、GL02P+モバイルバッテリーでも最低限には使えるし、代わりのモバイルルーター(自分の中で)第一候補のAterm MR03LNの価格が2万3千円ほどするので、なかなか買うタイミングが見つからなかった。

しかし、数日前(24日)にAterm MR03LNの価格を調べたらAmazonでタイムセールをやっていて、1万5千円と安くなっていたので、迷わずポチってしまった。しかもクレードル付き。(OCNモバイルONEのSIMとのセットだが、そっちのSIMは無視するものとする)(この記事を書いている現在は価格は元に戻ってしまったようだ)

Aterm MR03LNの製品情報はAtermMR03LN | 製品一覧 | AtermStationで見られる。自分が重視したポイントは、

  • LTE対応。(今じゃ当たり前か)
  • FOMAプラスエリアや、LTEの800MHz帯にも対応。
  • Bluetoothテザリング(PAN)に対応。(Wi-Fiより低速だが消費電力が低い)(ただ、ネットで評判を見るとそこまで期待してはいけない?)
  • IPv6対応。(IIJmioのSIMと組み合わせるとIPv6でインターネットに繋がる)

あたりか。

以下のアプリを使うと、このモバイルルーターの電波状態・バッテリー残量等を確認できる。

それから、休止状態にしたMR03LNをスマートフォンやタブレットのアプリで「リモート起動」できるようだ。しかし、「MR03LNのリモート起動」と「スマートフォン・タブレットからのWi-Fi/Bluetoothでの接続」が連携する訳ではないので、ないよりマシとはいえ、使い勝手はそこまで良くないか。(「リモート起動」した後、スマートフォン・タブレットでMR03LNに接続するまでの間、アプリからは何も操作できない状態になる)

以下、パッケージの写真。

本体、電池パック、裏蓋とクレードルの他に、ACアダプターとUSBケーブルとLANケーブルが付属するが、これらは手持ちのものを使うつもりなので、多分開封しないだろう。

そろそろ、携帯機器に付属するACアダプターとUSBケーブルが、「プリンターに付属するUSBケーブル」のポジションになっている気がするが、付属をやめる動きはないのだろうか。(Nexus 7を買った時のACアダプターとUSBケーブルも封印したままな気がする)

クレードルに装着。クレードルにはLAN端子があって、MR03LNをルーターとして使えるらしい。本体のUSB端子でパソコンにつなぐとパソコンからはネットワークインターフェースに見えるようだが、クレードルのUSB端子ではそういうのはできないようだ。充電用に「ケーブルを差す」よりは「クレードルに置く」方が楽だ。


Pocket Wifi (GL02P)と並べてみた。

MR03LNの方が縦横が大きいが、薄い。重量はそれほど変わらないが、気持ちMR03LNの方が軽い。

GL02Pにはイーモバイル時代を含めて2年半お世話になったが、これでお役御免だ。

IIJmioの格安SIMを1ヶ月間使ってみた感想

IIJmioの格安SIMを買ってから1ヶ月が経ったので、実際に使って生活した感想を書く。

端末

結局Pocket WifiのGL02Pで使い続けている。前の記事でも書いたように、この端末はSIMフリーで、APNを設定すればドコモのMVNOでも使える。SIMの大きさは標準SIMだが、microSIMでもアダプタなしで騙し騙し使える。自分の生活圏では、ほとんど3Gしか掴まない。LTEの表示が出る場所(つまり、ドコモのLTEの1.7GHz帯の電波が飛んでいる)も一部にはあるようだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAスクリーンショット 2014-11-06 0.17.43

利用状況

家にいる時は家の固定回線があり、大学にいる時は(建物によっては)学内無線LANが使えるので、モバイル回線にお世話になるのは、このどちらでもない場所となる。駅や電車内とか。ただし、電車通学ではないので通学中は使わない。

というわけなので、普段の生活の中で、家と大学だけで過ごす日はまったくモバイル回線を使わない。そういうわけで、日によってばらつきが大きく、(b-mobileやOCNにあるような)高速通信の容量が1日あたりで決まっているプランよりも、今回選んだ、高速通信の容量が1ヶ月あたりで決まっているプランの方が向いている。

利用量は多い日で100MBを超える程度。まったく使わない日も多いので、先月は一ヶ月の利用量が2GBに届かず、700MBくらい余った。なので、常に高速通信ONで問題なさそうである。まあ、これは外出先で容量を食うサービス等を利用していないからだろう。動画の視聴や、リモートデスクトップ、VNCはやっていない。外出先でのアプリのアップデートは避けたいと思っている。

今後

これからどうするか。先の記事にも書いたように、今持っている端末がアレなので、新しい端末を入手したい。iPhoneを買うか、Android端末か、モバイルルーターか。

自分の中ではNexus 5が有力候補だったが、調べたところFOMAプラスエリアに完全対応していないようで、そこが不安要素になっている。

あと、メインのドコモ回線をどうするかも悩む。今はFOMA契約で、ガラケーで使っているが、今後どうするか。

日記終わり。

IIJmioの格安SIMを買った

いままでイーモバイル(最近Y! mobileになったけど)のLTE回線でPocket WiFiを使ってきたけど、その2年契約が切れるのを機に、最近流行の格安SIMを使ってみることにした。

ドコモのMVNOでいわゆる「格安SIM」を提供しているのはb-mobileをはじめとして数社あるが、今回選んだのはIIJmioのデータ専用プラン。これまで使ってきたイーモバイルのデータ専用回線から移行するので、音声通話やSMSは必要ないと判断した。IIJmioを選んだ理由は、

  • 最近増量されて一番安いプランの高速データ通信容量が2GBになった。他社と比べてお得?(そこまで徹底的に調べたわけではないけど)
  • 対応した端末を使えばIPv6が使える!(21世紀になって十数年も経ったんだからいい加減IPv6を使ってもいいよね?)

あたり。まあ2年縛りとかはない(IIJmioの場合は高々2ヶ月程度の最低利用期間があるけど)ので、他社のが良いと思ったら気軽に乗り換えられる。

購入方法は、家電量販店で「IIJmioウェルカムパック」を買ってウェブで登録することにした。物理的な店舗で買えば、SIMカードが送られてくるのを待つ必要がない。買って帰って登録すればすぐに使えるようになる。また、月額料金とは別に初期費用的な感じでSIMカードが3000円ちょいするが、量販店だと定価より安く買える可能性がある。ビックカメラで買えば無料でWi2の公衆無線LANが使えるらしいが、まあ別にいいかなと思って普段使っている量販店で買った。

端末は、とりあえず手持ちの端末で使うことにした。手持ちの端末は

  • ドコモの古いAndroidスマートフォン
    • 古いやつなのでLTE非対応。
    • MVNOのSIMだとテザリングができない。
    • SIMカードのサイズはmicroSIM。
  • Pocket WiFi GL02P
    • 今までよく知らなかったが、イーモバイルの端末(最近の物を除く)は基本的にSIMフリーらしい。なのでドコモのSIMカードを挿しても通信できる。
    • ただし、ドコモの一部周波数帯に非対応。山間部で強い味方となるFOMAプラスエリアも使えないらしい。
    • 他のモバイルルーターに対してこれといった優位点はない。自分の手持ちっていうだけ。
    • まるまる2年使っているわけなのでバッテリーがへたっている。モバイルブースターなしでは使えない状態。
      • SIMカードのサイズは標準SIMなので、microSIMとかnanoSIMで使う場合はアダプターが必要。

あたり。まあそのうち良さげなモバイルルーターとか買うと思う。タブレットを買う時にLTEモデルを買っておけば良かったかなあと思ったり。

IPv6を使うには、端末として

  • Nexus 5/7みたいな一部のスマートフォン・タブレット
    • SIMロックされたものを含む多くのスマートフォンが、IPv4とIPv6を選べないらしい。
  • モバイルルーターだと、NECのAterm MR03LN (および旧機種?のMR02LN)
    • Aterm MR03LNは現時点のSIMフリーなモバイルルーターとしてはトップクラスに評判がいいっぽい。
    • Aterm MR03LNはBluetooth PANによるテザリングができる。Bluetooth DUNと違って、iPad/iPod touchでも使える。(iPhoneはネットワークアクセスを提供する側の機能しか実装されていないので使えないらしい。参考
  • ドコモの一部の通信端末でも使えるらしい?参考(2年前の記事だけど)

が必要らしい。IIJmioによる接続確認端末の一覧がここにある。

下調べはこれぐらいにして、実際に使ってみた感想だが、特筆すべきところはなかった。普通に期待通りというか。GL02Pで電波の掴みが悪いのは周波数帯のせいなのか自分の家の電波環境が悪いのか。ドコモのスマートフォンでテザリングができないので、主にモバイルルーターで使うことになるだろうか。日記終わり。