最近「ゆるゆり」にハマっているので、帰省のついでに舞台探訪(聖地巡礼)的なやつに行ってきた。
まずは「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」(OVA)に登場する、井波(現・南砺市)の閑乗寺公園から。(実家から近い&小さい頃から何回か行っていて思い出深いので)
自分で舞台を探すわくわく感を大切にしたいので、ネットの「聖地巡礼に行ってきました〜」的な記事等は見ていない。あと、面倒なので、アニメの画は引用しない。
作中ではごらく部の4人は砺波駅からバスを使っているが、今回は実家から直接自転車で行った。
閑乗寺公園への道中
バスの走行シーン:
井波の街中におけるこのバス路線のルートは、井波物産展示館→瑞泉寺の前(ここで曲がる)→「閑乗寺口」バス停→…という感じのはずである。アニメの画だと道路は普通のアスファルト舗装だが、「六角堂」交差点から瑞泉寺の前までの道路は、道路の一部または全部が白いブロックで舗装されているため、この区間ではないとわかる。実際のところ、この風景は瑞泉寺の前を曲がってすぐのところだった。
閑乗寺口のバス停付近は、道路を新設する工事のため、大きく姿が変わっているようだ。
「閑乗寺口」バス停を降りた後:
「北川」交差点(道の駅井波がある交差点):
撮った時は意識しなかったが、よく見るとヒマワリが咲いている。ここの交差点にある「道の駅井波」も聖地の一つで、中には「ゆるゆり」の聖地巡礼コーナーがある。後述。
坂の上から:
道路の真ん中から撮らないといけないかと思ったが、この写真は用水路のある曲がり角から望遠で撮れた。
用水路:ここの用水(南砺用水路)は、山を貫いて庄川から取ってきた水を流しているらしい。
アニメと比べると、さすがに、生えている草の様子は違う。
4人が休憩していた祠っぽいやつ:
閑乗寺公園に行く時は通常左側の道を進むが、動きやすい格好の人は右(赤祖父林道)に曲がって「もりの小道」という遊歩道的な登山道的な道を歩いてみるのも面白いかもしれない。
閑乗寺公園
閑乗寺公園に着いてびっくり、駐車場と車道の間がコンクリートで仕切られている。アニメではこんなことになっていないし、筆者の記憶にももちろんこんなのはないので、この1〜2年の間に整備されたのだろう。
2016年に見る実物はアニメほど綺麗じゃなかった。また、アニメだと左側にベンチの端っこが写っているが、行ってみたところそういうのはなかった。
駐車場:
カーブ:
閑乗寺公園を知っていれば、このカーブを見るだけでそれだと確信できる(できた)。
キャンプ場は、普通にキャンプしている人がいたのであまり撮影していない。
シーソー:
心の綺麗な諸君なら、綺麗な水が流れているのが見えるはずである。
閑乗寺公園・展望台
行った時は絶賛工事中だった。ナンテコッタイ
この工事についての公式Facebookの投稿があった。
ここから見える砺波平野の散居村の風景は素晴らしい。
アニメではここで庄川っぽい河川敷が映るが、あかりたちが立っている地点(駐車場とかベンチがあるところ)からは河川敷は見えない。自分の記憶でもそうだったし、実際に行ってみてもそうだった。庄川の河川敷は、近くの展望台の上から見える。
アニメと同じ画角で撮るには、かなりズームする必要がある。スマートフォンとかのデジタルズームでは無理だと思われる。
もう一つ、河川敷の直後に映る農村も展望台から見える。
この展望台にあかりたちが登ったかは定かではないが、ロケハンに来たアニメスタッフが登ったのは間違いないだろう。
再び駐車場
西垣先生の車を見送って、みんなでバス停に向かって歩き出すところ(駐車場):
「またいつかみんなで!」の切り株があったあたり(3番テントサイト)は芝生になっていた。当該テントサイトは使ってる人がいたので、写真は遠慮した。
しかし、「閑乗寺口」バス停から閑乗寺公園まで遠くない?車社会に生きる人間が歩ける距離&標高差じゃないと思うんだけど
道の駅井波・木彫りの里・創遊館
作中であかりたちが行った温泉は閑乗寺公園のふもとにある道の駅井波の温泉で、筆者も多分行ったことのある温泉なのだが、筆者の知らない間に休業していた!1年ほど前に営業終了したらしい。
ただ、フロントに言えばお風呂は見学できるらしい(ブログにも書かれてる)。筆者は今回は見学しなかったが。
温泉が営業していなくても、道の駅井波には聖地巡礼ノートやその他「ゆるゆり」関連の展示物があるので、是非立ち寄りたい。
完全を期すなら、お風呂の見学をさせてもらったり、八百屋(バス停の近くにある)に行ってみたりするべきなのだろうが、残念ながらそこまでするモチベーションがなかった。
おまけ:砺波駅周辺
この記事のタイトルに 〜井波編〜 と書いておきながらアレだが、別の記事にしようにも中途半端なので、この記事に一緒に書いておく。
券売機のところの、(自分の高校時代に)キオスクがあったところは、観光案内所になっちゃったんだよね〜〜と思って行ってみたら、さらに姿を変えていた。
他に砺波駅が2014年と比べて変わったところと言えば、ホーム上にお洒落な駅名標っぽいやつが新設されたこと、列車の運行情報を表示するiPadが改札の近くに設置されたことだろうか。どちらも観光列車運行開始の前後に設置されたのだろうと推測しているが、確信はない。
砺波駅前(北口)のバス停:
後ろのタクシー等がいるところ、アニメだと屋根っぽいものがあるように見えるが、アレはいつまで存在したのだっけ…?
バスが通過する交差点(三島町(北)):
アニメと同じ構図にしようと思ったら、道路の真ん中から撮る必要がある。
さらにおまけ:旧井波駅舎
アニメには登場しないが、鉄道ファン的に重要なスポットとして。
かつて 石動〜津沢〜福野〜庄川町 を結んでいた加越能鉄道加越線の、現存する中で2番目に大きな遺構だと思われる。加越線は1972年に廃線となり、廃線跡の大半はサイクリングロードとなっている。
この辺はバス停(加越能バスのバス停名は「井波」)になっていて、ごらく部の4人を乗せたバスもここを通過したはずである。
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