XREAL Airを買ってみた

前からXREALの製品が若干気になっていたが、今回廉価モデルのAirが20%オフで売られていたので思わず買ってしまった。

XREAL Airはメガネ型のARデバイス(ARグラス)で、パソコンやスマホの画面を投影できる。Meta Quest等のVRができるやつと違い、視界を覆ってしまうわけではない。専用のコントローラーもない。そして、バッテリーを搭載せず、電力はケーブルで接続したデバイス(パソコンやスマホ)から供給するので、VRヘッドセットほど重くない。手軽に使えるということだ。

XREAL Airは基本的にUSB Type-Cでパソコンやスマホと接続する。電源供給もUSBで行う。そのままだと忌まわしきLightning接続のiPhone等に繋げないが、別売りのHDMIアダプターを買うとLightningデバイスからも映像を投影できる。アダプターにはバッテリーが内蔵されており、XREAL Airへの電源供給はアダプターが行うようだ。

写真の左側にある、端子が生えているのがXREALのAdapterで、右側の尻尾が生えているAppleのLightning-HDMIアダプターと合体するようになっている(XREAL AirにLightning接続のiPhoneを繋ぐにはアダプターを2つ買う必要があるということだ。Lightning製品使用罪の罰金である)。下にあるのはXREALのAdapterにHDMIケーブルを接続するためのアダプター。XREALのAdapterにはUSB Type-Cが挿さるようになっていて、充電とXREAL Airの接続に使う。

XREAL AirはPCやスマホからはディスプレイとして見えるので、特別なソフトウェアのインストールは必要ない。それでもAndroidアプリはあるようで、ARとかファームウェアのアップデートができたりするようだ(ファームウェアアップデートはChromeでもできる。多分WebUSBとかを使うのだろう)。

使い所

映像には良さそう。

乱視のせいか、文字を読むのはきつい。インサートレンズでどうにかなるものだろうか?

コントローラーはないので、パソコンやスマホは通常の方法で操作する必要がある(キーボード、タッチ等)。キーボードなら良いが、タッチ操作するためにスマホの画面を見るのではスマホに装着する意味がない。やはりスマホで使う場合は映像鑑賞用と割り切るべきか。

一応スピーカーもついているが、周囲にどのくらい音漏れするのかはよくわからない。外出先で使うには別途イヤホンがあった方が安心な気がする。ただ。iPhoneにLightning-HDMIアダプターを繋ぐとLightning端子が塞がってしまうので、有線イヤホンがつなげない。そのため、無線のイヤホンが必要そうだ。


あまり突っ込んだ使い方はできていないが、とりあえず「買った」という報告ということで。