月別アーカイブ: 2015年2月

東大入試理系数学2015第5問(解いてみた)

暇だったから[要出典]今年の東大の入試問題数学の問題に目を通してみた。問題文はこのへんこのへんで参照できるようだ。

ツイッターでの評判を見る感じ、第5問と第6問が話題になっていて、第5問は整数問題、第6問は(大学の)解析学で出てくる概念に関係あるみたいな感じだった。第5問のが問題文が短い(問題文が長いと読むのが面倒くさい)のでとりあえず第5問を解いてみる。

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Macのストレージを空けた

今使っているMacはMacBook Proの256GBフラッシュストレージモデルで、いくらでもファイルを保存できるという感じではない。購入から1年近く経った今、90%以上の領域を使ってしまっている。そこで、使用頻度の低いファイルを外付けHDDに追い出したり、使わなくなった古いバージョンのソフトウエアを積極的に削除していくということが必要になる。

Haskell Platform

~/Library/Haskell 以下にいろいろ入っている。
$ du -h -d 2 Library/Haskell で調べた感じ、古いGHC 7.6.3が1.3GBほど占めているようだった。なので古いGHCを消す。
手順はMac OS X – HaskellWikiをみた限りでは uninstall-hs コマンドを使えばいいらしい。

$ du -h -d 2 Library/Haskell
144K	Library/Haskell/bin
 26M	Library/Haskell/doc
1.3G	Library/Haskell/ghc-7.6.3/lib
1.3G	Library/Haskell/ghc-7.6.3
3.2G	Library/Haskell/ghc-7.8.3/lib
3.2G	Library/Haskell/ghc-7.8.3
188K	Library/Haskell/logs
203M	Library/Haskell/repo-cache/hackage.haskell.org
156M	Library/Haskell/repo-cache/hdiff.luite.com
359M	Library/Haskell/repo-cache
4.9G	Library/Haskell
$ uninstall-hs -v
-- Versions found on this system

7.6.3
    /Library/Frameworks/GHC.framework/Versions/7.6.3-x86_64
    /Library/Haskell/ghc-7.6.3
    /Users/*/.ghc/x86_64-darwin-7.6.3
    /Users/*/Library/Haskell/ghc-7.6.3

7.8.3
    /Library/Frameworks/GHC.framework/Versions/7.8.3-x86_64
    /Library/Haskell/ghc-7.8.3
    /Library/Haskell/ghc-7.8.3-x86_64
    /Users/*/.ghc/x86_64-darwin-7.8.3
    /Users/*/Library/Haskell/ghc-7.8.3

-- To remove a version and all earlier: uninstall-hs thru VERSION
-- To remove only a single version:     uninstall-hs only VERSION

$ uninstall-hs only 7.6.3
-- Would remove just version 7.6.3
/Library/Frameworks/GHC.framework/Versions/7.6.3-x86_64
/Library/Haskell/ghc-7.6.3
/Users/*/.ghc/x86_64-darwin-7.6.3
/Users/*/Library/Haskell/ghc-7.6.3
/Users/*/Library/Haskell/bin/cpphs@ -> ../ghc-7.6.3/lib/cpphs-1.18.4/bin/cpphs
/usr/bin/ghc-7.6.3@ -> /Library/Frameworks/GHC.framework/Versions/7.6.3-x86_64/usr/bin/ghc-7.6.3
/usr/bin/ghc-pkg-7.6.3@ -> /Library/Frameworks/GHC.framework/Versions/7.6.3-x86_64/usr/bin/ghc-pkg-7.6.3
/usr/bin/ghci-7.6.3@ -> /Library/Frameworks/GHC.framework/Versions/7.6.3-x86_64/usr/bin/ghci-7.6.3
/usr/bin/haddock-ghc-7.6.3@ -> /Library/Frameworks/GHC.framework/Versions/7.6.3-x86_64/usr/bin/haddock-ghc-7.6.3
/usr/bin/runghc-7.6.3@ -> /Library/Frameworks/GHC.framework/Versions/7.6.3-x86_64/usr/bin/runghc-7.6.3
-- To actually remove these files, sudo run the command again with --remove
-- To generate a script to remove these files, run the command again with --script

$ sudo uninstall-hs only --remove 7.6.3
Password:
-- Removing just version 7.6.3

そもそも今インストールされているGHC 7.8.3も最新版じゃないという気がするが。

TeX Live (MacTeX)

古いTeX Live 2013が入っていたので消す。確かMacTeXで入れたような気がするので、このへんを読んでおく。普通に /usr/local/texlive/2013 を消せばいいみたい。

$ du -d 1 -h /usr/local/texlive
4.4G	/usr/local/texlive/2013
4.5G	/usr/local/texlive/2014
4.0K	/usr/local/texlive/texmf-local
8.9G	/usr/local/texlive
$ sudo rm -rf /usr/local/texlive/2013

その他

Homebrewで入っている古いソフトウエアを消したりMacPortsで入っている古いソフトウエアを消したり、Dropboxで同期しているでかくて使用頻度の低いファイルを同期しないようにしたりいろいろ

コマンドラインでJPEGファイルのEXIF情報を取り除く

Webに写真を載せる時とかにEXIF情報は削除しておきたい。

以前はImageMagickのconvertコマンドで convert -strip とやっていたがどうやらこれは画像の再圧縮がかかるようだ(strip後の方がファイルサイズが大きくなったりする)。

ググったらそれっぽいStack Overflowの質問が出てきたのでメモしておく。

何種類か回答が寄せられているが、自分の環境にはexiv2を入れた覚えがあったのでexiv2の方法をやってみた。コマンドは

$ exiv2 rm (JPEGファイル)

となる。JPEGファイルは上書きされるので注意。

MacPortsを使っていればexiv2は $ sudo port install exiv2 で入るはず。

Idrisの有界な自然数で遊んでみる(1) — 証明をつける

前回:Idrisの有界な自然数で遊んでみる(0)

前回はIdrisで「有界な自然数の冪乗を計算する」finPower2 : Fin n -> Fin (power 2 n) という関数を実装したが、いくつか後回しにした証明があった。今回はIdrisの証明支援機能を使ってこれを埋める。

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Idrisの有界な自然数で遊んでみる(0)

プログラミング言語Idris自体についての詳しい話はここではしない。このブログの昔の記事で軽く紹介したかもしれないが他人の参考になるかは分からない。

この記事を読むにあたっては、

  • ペアノ算術

は知ってないと厳しいと思われる。あとHaskell風の言語にも慣れていた方がいいか。

この記事で使うIdrisのバージョンは0.9.16である(執筆時点の最新版)。これと異なるバージョンだとコードの修正が必要かもしれない。

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