東大の後期課程や大学院に在籍する人は必ずお世話になるであろうUT-mateだが、その使い勝手はお世辞にも良いとは言えない。まず、ログイン画面でEnterキーを押してもログインできない。他にもいろいろある。
さて、世の中のWebブラウザには、ユーザー側でWebページの見た目とか使い勝手をいじくれるものがある。Firefoxの場合はGreasemonkeyという拡張機能をインストールすれば、そういう”user script”を導入できるようになる。つまり、Greasemonkeyを導入したFirefoxであれば、user scriptによってUT-mateのページを構成するHTMLとかをいじることができ、使い勝手を向上させられる可能性があるということだ。(他のブラウザは筆者はあまり使っていないのでこの記事では扱わない)
というわけで私が書いたuser scriptがこれ→Better UT-mate.user.jsになる。Greasemonkeyを導入済みであれば、このリンクをクリックすることでこのuser scriptをインストールできるはずだ。ソースを見れば分かる通り、至極簡単なスクリプトであって、怪しい動作はしない。
現在のところ、実装している機能は
- Enterキーでログインできるようにする
- 「シラバス参照」で、Enterキーで「授業科目決定」ボタンや「検索開始」ボタンを押せるようにする
- 【2014年9月30日更新】タイムアウトを阻止
である。気が向いたらさらに機能を追加するかもしれない。
【2015年9月3日】GitHubに公開。user scriptへのリンクをGitHubのものへと変更。
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